太田農園 山形県産 高級大粒ぶどう

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「おー久しぶりー」
約10年ぶりの再会はビニールハウスの前。
あの頃の調子のまま、なにも変わらない笑顔の太田がいました。

フルーツ王国山形県の中でも、様々な種類の果物や作物が育つ土地として知られる「南陽市」。
この辺りは盆地特有の気候です。
山々に囲まれ、冬は雪に覆われる為綺麗な水にも恵まれています。
昼夜の寒暖の差が激しく昼暖かく、夜は冷え込みます。
この気候の厳しさも美味しい作物が育つ秘訣の一つです。
そんな土地で太田農園は3代にわたり農作物を栽培/販売しています。

太田農園 3代目 大田一輝。
太田とは同級生で高校3年間同じクラス。
通っていた高校から自転車で5分と掛からない我家に、年間250日は入り浸っていた悪友とも言える存在。
高校時代の思い出にはいつも太田がいたように思います。
ですが高校を卒業してからは会う機会がほぼなくなり、元気かな〜とたまに思い返す程度でした。

そんな彼にひょんなことから連絡したのがつい先日のこと。
懐かしさもあり近況報告を互いにしていると、実家の農園を専業としてぶどうを中心とした農作物に日々向き合っている事を知りました。
当店では高品質なぶどうを、信頼を寄せる生産者さんから分けて頂き時期が来ると毎年販売をしてきました。
しかしここ数年は高齢化や気候変化による品質低下等の理由から分けて頂けない状況が続いていました。
そんな現状も頭の片隅にはありましたが、久しぶりに太田に会いたいという思いが強く農園にお邪魔する事に。

管理が行き届いたハウスに一歩足を踏み入れると、一つずつ袋が掛けられたぶどうが一面に広がっていました。
袋を取ると丸々と実った果実があらわに。
収穫まではまだ掛かるから大きさも色もね〜なんて言っていたような気もしますが、粒の大きさ、艶、その存在感にただただ圧倒されていました。
「果樹の外仕事は全部一人でやってる、収穫前は何日間か寝不足になるけど良いものつくりたいんだよね。」
そう言う太田の真剣な顔は自分が知らない生産者の顔でした。

自分はぶどうのスペシャリストではありません。
それでも一目ではっと息を呑んでしまう程の果実。
これを友人がつくり育て、これから生涯をかけていくという。
そんな太田を誇らしく思います。
本人は絶対に伝えませんが(笑)

太田農園 太田一輝。
そう遠くない未来、この生産者の名が山形県内に、全国に広まっているかもしれません。

フルーツ専用箱入りに入っての発送の為、大切な方へのギフトとしてもおすすめです。
一人でも多くの方に届きますように。