たてみち屋 Non-Chemical レモン果汁
原材料:レモン(広島県尾道市 生口島 瀬戸田町産)
生産者:citrusfarms たてみち屋(広島県尾道市)
圧搾工場:愛工房株式会社(愛媛県宇和島市)
たてみち屋 Non-Chemical レモン果汁
-農園詳細(たてみち屋様のHPより引用)-
citrusfarmsたてみち屋/広島県 尾道市 瀬戸田町
しまなみ海道の真ん中あたり、生口島で科学的な有機管理を学びながら微生物の働きを大切にした、「 食べて美味しいレモン 」を栽培しています。
大切なのは技法や技術名称ではなく、農業栽培はサイエンス・科学そのもの、その理解だと思っています。農薬も農業資材も目的のある道具の一つであり、手段です。
農薬散布された農産物にも、適切に使用した生産者にも、善悪はありません。
作る人、売る人、買う人みんなで、継続できる農業の形を選ぶ世の中であってほしい。そう考えています。
レモン果汁といえば酸味をイメージされる方が大半だと思います。
しかし、たてみち屋さんのレモン果汁は、果実の鮮烈な酸味と仄かな甘味、ピール(皮)の爽やかさとパルプ分(果実の繊維)由来の苦味、そしてそれらの相乗効果による旨味が感じられ、味わいに奥行きや立体感があり、一般的に市販されているレモン果汁の味わいとは大きく異なります。
自分自身も今まで口にしていたレモン果汁はなんだったんだろう…と衝撃を受けました。
1本(1,000ml)に約3kgもの果実が使用されており非常に濃い果汁です!
ややクリームかかった色味からも想像できる通り、ストレートで口に含めば鮮烈な味わいに目を白黒させてしまいます!!
楽しみ方としては、レモンサワーはもちろん、ハイボールに一垂らし、お酒が苦手な方は炭酸水やトニックウォーターにほんの少し加えてお召し上がりください。
いつもの味が跳ね上がりますよ!
また、オリーブオイルに混ぜてドレッシングにしたり、パスタソースや麺つゆ、醤油と合わせてもとても爽やかで美味しいです!
どんな楽しみ方にしろほんの少量で大丈夫です。
入れすぎてしまうと、たてみち屋色に染まってしまいます(笑)
飲み物に限らず楽しみ方は無限です!
今後このページでたてみち屋さんのレモン果汁を使った色々なレシピをご紹介できればと思っています。
鮮烈で味わい豊か、そしてどこか温かみも感じられる味わいをお楽しみください!
たてみち屋さんのレモン果汁との出会いは2022年11月のこと。
某酒蔵さんにお邪魔した際に「このレモン果汁を使って新商品を作ろうと思ってるんです。」なんてお話をお聞きしながらストレートで一口。
うぉぉぉぉぉぉ!?!?!?
ほんと目が覚めたというか、覚醒したというか、とにかく衝撃的な味わいでした(笑)
今まで味わったことの無いレモン果汁。
味わいが立体的でどこか温かみのある味わいに一口で虜に…
恥ずかしながら「たてみち屋」さんの名前をその場で初めて知り、すごい農家さんがいらっしゃるんだな…と。
そんな出会いから約半年が経ちまして、ふとあのレモン果汁を思い出しました。
折しも季節は夏。
自然と身体がレモンを欲していたのかもしれません。
まずはもう一度しっかり味わいたくて、たてみち屋さんからレモン果汁を購入しました。
やはりあの衝撃のまま、そして身体の隅々まで満ちていき、サウナ用語でいう「整った」というような感覚が…
レモン果汁が到着したその日から、色んな楽しみ方を試しました。
レモンサワーはもちろん、炭酸割りなどのノンアルコール、ドレッシングや冷製パスタのソースに加えたり。
そのどれもに果汁の存在がハッキリと感じられ、ほんの少量を加えるだけでいつもの味がグンッと跳ね上がりました。
自分はレモンサワーやハイボールで、妻はトニックウォーターに一垂らしで、気付けば夫婦揃って毎晩楽しむようになっていました(笑)
試飲と同時にたてみ屋さんのHPも隅々まで拝見しました。
特に感銘を受けたのが、たてみち屋 園主 菅 秀和さんが大切にされている「身土不二(しんどふじ)」とう言葉。
人の身体と土壌の働きは同じだという考え方のことで、自分は初めて目にした言葉でしたがスッと胸に入り込みました。
レモンに限らず、稲や麦、農作物全てに当てはまる言葉ではないでしょうか。
人も栄養バランスが偏ると病気になりやすくなります。
菅さんはこれはレモンの木にも同じ事が言えると考えており、HPの中で「光合成の仕組みを理解し土の状態を適切に保ち、有益菌の働きを活かして木の持つ生命力を強くすることが大切です。」と発信されています。
これ以上は長くなりそうなのと菅さんの言葉を直接ご覧頂いた方がわかりやすい為控えます(笑)
下記URLから菅さんの想いや哲学を是非ご覧ください!
http://www.tatemichiya.com/
レモン果汁の味わいのファンから、菅さんのファンになるまで時間は掛かりませんでした。
身も心もすっかりたてみち屋中毒になってしまった僕は、出会わせてくれた蔵元さんに連絡を取り菅さんを紹介して頂きました。
なにせすっかり憧れの方とのやり取りなので文章での連絡だけでもとても緊張しました(笑)
何度かやり取りをする中で、やんわりと現状でのお取引は難しいです…という内容の文章を頂きました。
まぁ当然だよな…大量に造られている訳でもなさそうだし…。と思いながらも諦めきれない僕は、自分の想いを菅さんに伝え、今後タイミングが合えば是非お願います!という旨を文章でお伝えしました。
そして文章をお送りしてから約5分後。
鳴り響くスマホ…
画面には菅さんのお名前…
なんで!?
なんか気に障るような内容を送ってしまったか…?
コンマ2秒でそんな事を考えつつ、
…はい、
大内です…
…
自分がお送りした文章を気に入ってくださったのか「たくさんはご案内できませんが…」とお取引頂ける事になりました!
急展開過ぎて電話を切ってからしばしボケーっとしてしまいました(笑)
自分の子供に食べさせたい物、次の世代に残したい食物とは…
たてみち屋 園主 菅さんが育てあげた農作物はまさにそんな食物です。
美味しさもちろん、豊かな味わいと土地の香りが感じられる逸品をお楽しみください。