吾有事 サングロウ Fog(発泡タイプ) 生酒

-商品詳細-
原料米
:出羽燦々
精米歩合
:50%
Alc度数:14度
製造元:奥羽自慢(山形県 鶴岡市)

開栓注意、噴出注意の暴れ鳥!シュワシュワな泡立ちにサングロウらしい味わいとドライな味キレで爽やかさマシマシ!!

全国5店舗限定クール便必須
吾有事 サングロウ Fog(発泡タイプ) 生酒



〜ご購入頂いた方は必ずご覧下さい〜
吾有事 サングロウ Fogの開栓方法について


サングロウの瓶内二次発酵Ver.をやってみたいんすけど…

そんなりゅうやんの一言から始まった瓶内二次発酵タイプのサングロウ!

シュワシュワなサングロウ…?
そんなん絶対美味いじゃん…!
やろうやろう!と即決定(笑)

名称、容量、ラベルデザイン…etc、決めなくてはならない事をまた3人であーだこーだと話し合い。

「吾有事 サングロウ Fog」
Fogとは霧という意味で、澱が絡んだ薄濁りを表現しました!
サングロウの意味合いとのイメージもぴったりでお気に入りの名称です!

容量は375ml。
シャンパン用ハーフボトルを採用しました。
活性濁り酒の特徴はやはりシュワシュワな炭酸ガス!できるだけ開けたら飲みきって欲しい(もちろんガスが落ち着いたものも美味しいです!)という思いから720mlよりも少量に設定致しました。
また、375mlだと2人でシェアしても丁度良い!ご家庭のテーブルや飲食店様、アウトドアのシーンで注ぎ合いながら楽しんで頂きたいという願いも込められています!

ここまでトントン拍子で進み、ラベルデザインもサクッと決ま…
らない(笑)
もちろん今回もサングロウ専属デザイナー、繁華街限界意匠のしーちゃんに依頼しました。
Fogっつーことだから霧っぽいのでお願い!という僕らもよく掴めていないフワフワとしたイメージで発注。
結果、しーちゃんを苦しめに苦しめ(笑)苦心のラベルデザインが完成!
しかし、そんなラベルデザインを「なーんかイメージと違うよな…」という事でボツに…
「そもそも霧を表現するのってかなり難しいんすよ!分かってます(怒)!?」
としーちゃんから叱られるハメに…
まぁ、そらそーだ(笑)

結果的にシンプルさに僅かにリッチなテイストが加わった「Fog」というしーちゃん渾身のフォントを入れたデザインに落ち着きました。
しーちゃん、今回もありがと!!

そして肝心の味わい。
りゅうやんはガスボリュームをかなり心配していて、もしガス感が狙いよりも出なかったらどうしよう…と澱の量の設定に苦労している様子でした。

上槽から約1ヶ月後。
サンプル送ったんで確認お願いします!とりゅうやんから連絡が!
待ってましたー!と言わんばかりに、到着したその晩テイスティング。

ガス感心配してたけど、大丈夫だったかな…?
よし、万が一に備えて慎重に開けy
ぶっしゅーーーーーーーー
うそーん
ガス感モリモリじゃんかーー(喜)

因みにカネセ商店の菊口社長は一滴の粗相も無く開栓されたそう。悔しいぃぃ。
個体差もありますが、開栓時は十分にお気をつけ下さい!!

瓶内二次発酵特有のナチュラルな泡立ち。
ガス感と一緒にサングロウらしい檸檬を思わせるキュートな酸味が弾けます!グレープフルーツ感ある爽やかなニュアンスに澱のドライさが加わり、ボディも僅かに厚みを増したような…でも圧倒的に軽やか!爽やかさマシマシ!!
結局1人で1本完飲!でもまだ飲みたい!全然飲めちゃう!サンプルが1本で良かった〜(汗)

これから暑さが厳しくなる季節を迎えるにあたって大活躍する事間違いなし!
開栓したてのシュワシュワなスタートから、時間が経ってガス感が落ち着いた頃まで、全時間帯で楽しんで頂けるかと思います。
また、昼酒も良く似合う1本です。BBQやキャンプ、アウトドアのお供に、ブランチでのんびり、テラスや縁側で飲むのも堪らないかと!

しかし!
開栓時は十分にお気をつけ下さい!!(大事な事なので2度)

開栓注意、噴出注意の暴れ鳥を宜しくお願い致します!


-吾有事 サングロウ 誕生までのおはなし

2019年 初夏。
僕と同い年の阿部 龍弥(りゅうやん)が杜氏を務める奥羽自慢から、度肝を抜かれる1本の酒がリリースされました。
その酒の名は「吾有事 純米吟醸13」。
冷、ぬる燗、ICE BOX割…etc、どんな飲み方でも心地よく、個性があり、身体に染み渡るボーダレスな味わい。「ニューモダン」「次世代の酒」という言葉がしっくりとくるその酒に、僕は一瞬で虜になりました。事実、晩酌は13しか飲まない時期があったほどです(笑)

翌年。
進化を遂げた13のリリース案内を今か今かと心待ちにしていた僕にりゅうやんから連絡が。
「今季、13は造れません…」。
まさに青天の霹靂。
あんなに旨い酒がどうして?

どうして分かってもらえない?
どうして僕はお客さんに伝える努力をもっともっとしなかった?
どうして?どうして?どうして?

そんな悔しさと喪失感が込み上げてきたのをはっきりと覚えています。
今思えば、りゅうやんも相当に悔しくて、苦渋の決断だったんだろうなぁ…

.

そして、13の製造終了に僕と同じく悔しさと、13を失う事に大きな危機感を持った男がもうひとり。
新潟県 長岡市の酒販店、
㈱カネセ商店 菊口 靖啓 社長!

僕が3年間たくさんの事を学させて頂いた酒販店であり、公私ともにお世話になりっぱなしの大恩人です。
「こんな旨い酒が世から消えるのはおかしいじゃねぇか!やるぞマコ!!」
「あたぼーですよ。や り ま す か !!!!」
こうして、新潟の㈱カネセ商店と、山形のまるはち酒店、全国2店舗限定のオーダーメイドという形で13の復活を決意!
僕たちの想いをりゅうやんに伝えると
「実はブラッシュアップしたレシピはもうあるんです!前回の13を超える酒を造ります!」と頼もしい言葉が!
こうして13の復活と進化に向け僕らは動き始めました。

.

僕はネーミングやラベルデザイン、りゅうやんは酒造りと発売における社内調整、菊口社長はスーパーアドバイザー(笑)として、毎日のように連絡を取り合い、3人であーでもないこーでもないと「大人が本気で遊ぶ」を地で行ったワクワクだらけ日々を過ごしました!こうして、クリアしなければならない山積みの問題を一つ一つ達成していきました。

因みにこの素敵なラベルを形にしてくれたのは、カネセ商店飲食店部門の元スタッフで酒田出身の「しーちゃん」。幾度となく(ほんとに10や20じゃきかないくらい)お願いした修正依頼に嫌な顔一つせずに最後の最後まで良いモノにしようとしてくれました!しーちゃん、ありがとう!

.

僕らの酒がR2BY 奥羽自慢 最後の仕込みとなり、皆造を迎えた四月十五日。
僕はいてもたってもいられず蔵にお邪魔していました。
酒蔵特有の凛とした空気の中、製麹の段階から味を確認させてもらっていた醪が静かにポンプを通りヤブタへと。
.
..

上槽開始から数分後。
ヤブタの側に2人並んで正真正銘の「搾りたて」を試飲。
りゅうやんは「予想通り、いや予想以上に良い出来です!」と安心したように小さくガッツポーズ。
その隣で僕は何度も無言で口へと運び味を確認しているフリをして、込み上げてくるナニかを必死に堪えていました(笑)

.

「Sunglow」
朝日のように清らかに、
夕日のように暖かく、
サングロウを飲んで頂いたみなさんに沢山の
輝きを与えられるように、と願いを込めて名付けました。
「吾有事 純米吟醸13」の想いを引き継ぎ、細部に至るまで大幅にブラッシュアップし進化を遂げた熱情の酒「吾有事 サングロウ」。

いよいよ発売です!!
”太陽の輝きを放つ熱情の酒”を是非お楽しみください!!

<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123

醸造責任者 阿部 龍弥

<販売元>
㈱カネセ商店
〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙1431-1
電話 0258-72-2062
https://www.kanese.com/
まるはち酒店
〒993-0087 山形県長井市横町4-25
電話 0238-88-2025
https://www.sake-maru8.com/

<ラベルデザイン>
繁華街限界意匠室