吾有事 サングロウ 生(先行予約分)
原料米:出羽燦々
精米歩合:50%
Alc度数:13度
製造元:奥羽自慢(山形県 鶴岡市)
想いを引き継ぎ、さらなる進化を遂げた熱情の酒!
フレッシュな甘味と檸檬を思わせる柑橘系の酸味が際立つ数量限定の生Ver.!
全国5店舗限定クール便必須
吾有事 サングロウ 生(先行予約分)
1,800ml/¥3,960(税込)
入荷予定日:2023年4月17日
⚠1.予定数量に達しましたら締め切らせて頂く場合があります。
⚠2.先行予約商品の為、入荷後随時発送致します。お届け希望日はご指定できませんがお時間の指定は可能す。また、他の商品もご注文頂いた場合は「吾有事 サングロウ 生」に合わせた発送日になります。
サングロウは2021年にスタートしたばかりのお酒です。
とある1本の素晴らしい酒が終売になる事からこのサングロウは始まりました。
熱い想いを抱いた3人の男たちの手によって…
3シーズン目のサングロウは!
以前から交流のあった3軒の酒屋さんが新たに仲間に加わり全国へと羽ばたきます!
田舎町の2軒の酒屋と酒蔵から始まった物語がここまで広がるとは…
ビビりまくっていた初年度の自分に教えてあげたい(笑)
3軒の酒屋さんには、僕とカネセさんから「一緒にサングロウをやりませんか?」とお声がけいたしました。
3軒の酒屋さんともお声がけする以前から、サングロウ誕生のストーリーや味わいをとても理解してくださっていて、同じ熱量でやっていける!というか、単純に一緒にワイワイやっていきたい!と思ったのでお声がけした次第です!
みなさんパワフルすぎる酒屋さんなので声を掛けた自分が振り落とされないように頑張ります(笑)
今までよりちょっとだけ鳥達とみなさまの距離が近くなる事と思います。
初年度、昨年より応援頂いている方は「こんなに大きくなって…」的な感じで、初めましての方は「今後とも宜しくどうぞ!」的な感じで、お付き合い頂ければと思います!!
前置きが長くなりましたが…
今年も昨年通り
・直汲みVer.
・生Ver.
の2種をリリース!
ではなく…
3種同時リリースいたします!!
取扱店が増えて血迷ったんか?と思われても仕方がない気がしますが、ちゃんと理由がありまして…
昨年、一昨年と「直汲み」「生」の2種類をリリースし、その後「火入れ」を発売するというスケジュールでした。
ですが、どうしても数量が限られてしまう「直汲み」「生」を購入できないお客様が出てしまい頭を悩ませていました。
さらに時間差で「火入れ」をリリースしていた事により、3種の飲み比べをしたいというお客様のお声にもお応えできず…
そこで3種を同時にリリースすることで「直汲み」「生」へと集中していたご注文を分散し、なおかつ飲み比べもお楽しみ頂けるようにと考えました!
とはいえ「火入れ」に比べると「直汲み」「生」の数量が少ない事は変わりようのない事実です。
昨年よりも数量を増やし万全を期す予定ではありますが、不安な方は今回の先行予約分にてご注文くださいm(_ _)m
気になる今年の味わいはというと…
まだ分かりません(3/17現在)!
というのも、まだ発酵段階でお酒を搾っていないのです…
ですが!
今年もサングロウ醸造のお願いをした際、りゅうやん(醸造責任者)から昨年の造りを踏まえて改善したい箇所がいくつかあると申し出が!
え!?こっから更に進化するの!?マジで!?!?
吾有事の進化目まぐるしい味わいは、やはりこの男の手腕によるものだと再認識しました…
という事で、昨年よりも更に進化したサングロウをお届けできる予定です!
昨年とはまた違った緊張感の中、上槽日を待つ日々…
失礼、緊張感ではなく期待感でした。
僕はワクワクしかしてません(笑)
りゅうやんはプレッシャーを感じているんだろうなぁ〜。
今年のサングロウもみなさまと、そして新たな3軒の仲間と一緒に全力で楽しんでいきたいと思います!
2023年のサングロウも宜しくお願い致します!!
-吾有事 サングロウ 誕生までのおはなし
2019年 初夏。
僕と同い年の阿部 龍弥(りゅうやん)が醸造責任者を務める奥羽自慢から、度肝を抜かれる1本の酒がリリースされました。
その酒の名は「吾有事 純米吟醸13」。
冷、ぬる燗、ICE BOX割…etc、どんな飲み方でも心地よく、個性があり、身体に染み渡るボーダレスな味わい。
「ニューモダン」「次世代の酒」という言葉がしっくりとくるその酒に、僕は一瞬で虜になりました。
事実、晩酌は13しか飲まない時期があったほどです(笑)
翌年。
進化を遂げた13のリリース案内を今か今かと心待ちにしていた僕にりゅうやんから連絡が。
「今季、13は造れません…」。
まさに青天の霹靂。
あんなに旨い酒がどうして?
どうして分かってもらえない?
どうして僕はお客さんに伝える努力をもっともっとしなかった?
どうして?どうして?どうして?
そんな悔しさと喪失感が込み上げてきたのをはっきりと覚えています。
今思えば、りゅうやんも相当に悔しくて、苦渋の決断だったんだろうなぁ…
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そして、13の製造終了に僕と同じく悔しさと、13を失う事に大きな危機感を持った男がもうひとり。
新潟県 長岡市の酒販店、㈱カネセ商店 菊口 靖啓 社長!
僕が3年間たくさんの事を学させて頂いた酒販店であり、公私ともにお世話になりっぱなしの大恩人です。
「こんな旨い酒が世から消えるのはおかしいじゃねぇか!やるぞマコ!!」
「あたぼーですよ。や り ま す か !!!!」
こうして、新潟の㈱カネセ商店と、山形のまるはち酒店、全国2店舗限定のオーダーメイドという形で13の復活を決意!
僕たちの想いをりゅうやんに伝えると「実はブラッシュアップしたレシピはもうあるんです!前回の13を超える酒を造ります!」と頼もしい言葉が!
こうして13の復活と進化に向け僕らは動き始めました。
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僕はネーミングやラベルデザイン、りゅうやんは酒造りと発売における社内調整、菊口社長はスーパーアドバイザー(笑)として、毎日のように連絡を取り合い、3人であーでもないこーでもないと「大人が本気で遊ぶ」を地で行ったワクワクだらけ日々を過ごしました!
こうして、クリアしなければならない山積みの問題を一つ一つ達成していきました。
因みにこの素敵なラベルを形にしてくれたのは、カネセ商店飲食店部門の元スタッフで酒田出身の「しーちゃん」。
幾度となく(ほんとに10や20じゃきかないくらい)お願いした修正依頼に嫌な顔一つせずに最後の最後まで良いモノにしようとしてくれました!しーちゃん、ありがとう!
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僕らの酒がR2BY 奥羽自慢 最後の仕込みとなり、皆造を迎えた四月十五日。
僕はいてもたってもいられず蔵にお邪魔していました。
酒蔵特有の凛とした空気の中、製麹の段階から味を確認させてもらっていた醪が静かにポンプを通りヤブタへと。
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..
…
上槽開始から数分後。
ヤブタの側に2人並んで正真正銘の「搾りたて」を試飲。
りゅうやんは「予想通り、いや予想以上に良い出来です!」と安心したように小さくガッツポーズ。
その隣で僕は何度も無言で口へと運び味を確認しているフリをして、込み上げてくるナニかを必死に堪えていました(笑)
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「Sunglow」
朝日のように清らかに、
夕日のように暖かく、
サングロウを飲んで頂いたみなさんに沢山の輝きを与えられるように、と願いを込めて名付けました。
「吾有事 純米吟醸13」の想いを引き継ぎ、細部に至るまで大幅にブラッシュアップし進化を遂げた熱情の酒「吾有事 サングロウ」。
いよいよ発売です!!
”太陽の輝きを放つ熱情の酒”を是非お楽しみください!!
<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123
醸造責任者 阿部 龍弥