吾有事 サングロウ
原料米:出羽燦々
精米歩合:50%
Alc度数:13度
製造元:奥羽自慢(山形県 鶴岡市)
想いを引き継ぎ、さらなる進化を遂げた熱情の酒!
全国2店舗限定
吾有事 サングロウ
720ml、1,800ml完売御礼!
720ml/¥2,420(税込)
1,800ml/¥3,960(税込)
サングロウは昨年(2021年)にスタートしたばかりのお酒です。
とある1本の素晴らしい酒が終売になる事からこのサングロウは始まりました。
熱い想いを抱いた3人の男たちの手によって…
4/3、今季のサングロウ新酒となる、
・直汲みVer.
・生Ver.
の2種をリリース致しました。
当店分はリリースから2周間で完売…
マジか…
昨年の○倍用意したんだけど…
みなさまの期待がずしぃぃっと両肩に(汗)
完売後も続々とお問い合わせを頂いておりまして、まだ在庫があるカネセ商店様をご紹介する日々が続いていました。
嬉しいやら申し訳ないやら悔しいやらで感情が大忙し(笑)
そんな日々ともサヨナラだ!
さて、気になる火入れVer.の味わいはというと…
「やばい!」と「これだよこれ〜」という絶妙なバランス!
檸檬の様なキュートな酸味はバッチリ健在。
グレフル感たっぷりな爽やかさと、音速の味キレ。
全体のまとまりとバランスがとても綺麗で、やはり火入れが一番しっくりくると感じました。(もちろん生も直汲みも最高なんですが!)
※カネセ商店様ではまだ僅かに生Ver.と直汲みVer.の在庫があるようです。
飲み逃した方はカネセ商店様のHPへどうぞ!▼
https://www.kanese.com/SHOP/141717/list.html
いつまででも飲み続けていられるし、飲み続けていても身体が楽ちん。
一人で720mlを空けても翌朝はケロっとしてました(笑)
今季のサングロウはより贅肉が削ぎ落とされて、洗練された味わいに仕上がっていると感じています。
この火入れVer.はそんな感覚が一番伝わりやすい1本だと確信があります。
キーンと冷やして、常温で、燗冷ましで、
そしてご存知ICE BOX割りで!
楽しみ方が幅広いニューモダンな味わいをお楽しみください!!
今季のサングロウもみなさまと一緒に全力で楽しんでいきたいと思います!
2022年のサングロウも宜しくお願い致します!!
-吾有事 サングロウ 誕生までのおはなし
2019年 初夏。
僕と同い年の阿部 龍弥(りゅうやん)が杜氏を務める奥羽自慢から、度肝を抜かれる1本の酒がリリースされました。
その酒の名は「吾有事 純米吟醸13」。
冷、ぬる燗、ICE BOX割…etc、どんな飲み方でも心地よく、個性があり、身体に染み渡るボーダレスな味わい。「ニューモダン」「次世代の酒」という言葉がしっくりとくるその酒に、僕は一瞬で虜になりました。事実、晩酌は13しか飲まない時期があったほどです(笑)
翌年。
進化を遂げた13のリリース案内を今か今かと心待ちにしていた僕にりゅうやんから連絡が。
「今季、13は造れません…」。
まさに青天の霹靂。
あんなに旨い酒がどうして?
どうして分かってもらえない?
どうして僕はお客さんに伝える努力をもっともっとしなかった?
どうして?どうして?どうして?
そんな悔しさと喪失感が込み上げてきたのをはっきりと覚えています。
今思えば、りゅうやんも相当に悔しくて、苦渋の決断だったんだろうなぁ…
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そして、13の製造終了に僕と同じく悔しさと、13を失う事に大きな危機感を持った男がもうひとり。
新潟県 長岡市の酒販店、
㈱カネセ商店 菊口 靖啓 社長!
僕が3年間たくさんの事を学させて頂いた酒販店であり、公私ともにお世話になりっぱなしの大恩人です。
「こんな旨い酒が世から消えるのはおかしいじゃねぇか!やるぞマコ!!」
「あたぼーですよ。や り ま す か !!!!」
こうして、新潟の㈱カネセ商店と、山形のまるはち酒店、全国2店舗限定のオーダーメイドという形で13の復活を決意!
僕たちの想いをりゅうやんに伝えると「実はブラッシュアップしたレシピはもうあるんです!前回の13を超える酒を造ります!」と頼もしい言葉が!
こうして13の復活と進化に向け僕らは動き始めました。
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僕はネーミングやラベルデザイン、りゅうやんは酒造りと発売における社内調整、菊口社長はスーパーアドバイザー(笑)として、毎日のように連絡を取り合い、3人であーでもないこーでもないと「大人が本気で遊ぶ」を地で行ったワクワクだらけ日々を過ごしました!こうして、クリアしなければならない山積みの問題を一つ一つ達成していきました。
因みにこの素敵なラベルを形にしてくれたのは、カネセ商店飲食店部門の元スタッフで酒田出身の「しーちゃん」。幾度となく(ほんとに10や20じゃきかないくらい)お願いした修正依頼に嫌な顔一つせずに最後の最後まで良いモノにしようとしてくれました!しーちゃん、ありがとう!
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僕らの酒がR2BY 奥羽自慢 最後の仕込みとなり、皆造を迎えた四月十五日。
僕はいてもたってもいられず蔵にお邪魔していました。
酒蔵特有の凛とした空気の中、製麹の段階から味を確認させてもらっていた醪が静かにポンプを通りヤブタへと。
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…
上槽開始から数分後。
ヤブタの側に2人並んで正真正銘の「搾りたて」を試飲。
りゅうやんは「予想通り、いや予想以上に良い出来です!」と安心したように小さくガッツポーズ。
その隣で僕は何度も無言で口へと運び味を確認しているフリをして、込み上げてくるナニかを必死に堪えていました(笑)
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「Sunglow」
朝日のように清らかに、
夕日のように暖かく、
サングロウを飲んで頂いたみなさんに沢山の輝きを与えられるように、と願いを込めて名付けました。
「吾有事 純米吟醸13」の想いを引き継ぎ、細部に至るまで大幅にブラッシュアップし進化を遂げた熱情の酒「吾有事 サングロウ」。
いよいよ発売です!!
”太陽の輝きを放つ熱情の酒”を是非お楽しみください!!
<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123
醸造責任者 阿部 龍弥
<ラベルデザイン>
繁華街限界意匠室